2011年本島縦断ウォークの軌跡 ①

長い長~い、本島縦断が終わって早3日。

2011-10-12 23:42:04
いろんなドラマがあって、
なにから書いていいのかわからない(笑)

 
2011年10月8日
24:00辺戸岬スタート
10月9日
18:00喜屋武岬ゴール

 
今年も
過酷なチャレンジが始まった。

 
僕とさおり2人から始まったチャレンジが
今年は、全員で10人が参加。
(うち、2人は9日からのチャレンジ)

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9人で辺戸岬からスタート。

 
かいりが送迎だけだったんだけど、
第一休憩ポイントのばぁちゃんちまで約20kmと知り
そこまでは一緒に歩くことに。
しかも、スリッパ(笑)

 
やはり、予想通りの真っ暗闇。
でも、サポート隊の車が
前と後ろでライトを照らしてくれ、

自分たちでもヘッドライトをしてるから
しっかり歩くことができました。

 
静かだから、虫の鳴き声や風の音、波のせせらぎが聞こえてきて
暗いから身体中で音を感じることができて気持ちよかった。

 
スリッパで歩く、かいりが
先頭で引っ張ってくれて、結構いいペースで進むが
ここで、たんぽぽかーさんの歩みが遅くなってくる、、、

 
たんぽぽかーさんは、
お酒の勢いで一週間前に参加を決意(笑)

 
全然、運動をしたことがなく
不安いっぱいでスタートしたと思うけど、

僕たちに迷惑かけないようにと頑張ってる姿に感動。

 
参加した理由がどんなものでも、
本当に歩くことを決めた、たんぽぽかーさん。

 
第一休憩ポイントのばぁちゃんちまで、
人生で一番歩いた21km。
お疲れ様でした!

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ばぁちゃんちで、オニギリ食べたりテーピングを補強して、
お昼12:00頃までに名護につくように7人で出発!

 
順調に、道の駅おおぎみを超え
塩谷湾あたりで、ゆうの足取りが重くなってくる。

 
ハルがゆうに「ほいほい」と声をかけながら、
リズムに合わせて一歩一歩前に進んでいく。

 
どんどん、ゆうの足が動かなくなって、休憩が増える。

 
正直ここで、こんなに時間をとってる余裕はない。

 
実は、誰か1人リタイアしたら、
どんどん出てくるだろうなっていうのが不安だった。

 
足が痛くて動かないというのもあるけど、
ゆうは明らかに気持ちが弱っていた。

 
だから、
ハルと同じかけ声で
「ほいほい」とリズムをとりながら
ゆうの腰に手をあて支えながら歩き始めた。

 
今ここで、リタイアさせてしまったら、ゆうは後悔する。

 
少しでも達成感を味あわせてやりたい。

 
その一心で、ゆうに声をかけ続けながら、
目標を古宇利島に入るところにあるファミリーマートにした。

 
どんどん、足が動かなくなって
膝から崩れおちそうになるたびに身体をしっかり支えて、絶対に休ませなかった。

 
古宇利島まで、もう少し。

ここで、休んだら歩けなくなる。
俺は、鬼団長になって、ゆうに声をかけ続けた。

 
もう、後半は、ゆうの体重をほとんど支えながら
「絶対いけるぞ!根性みせろ!ゆうの力は、こんなものか?!みんな一緒だぞ!」
とずっと声を出し続け、目標の古宇利島に到着。

 
崩れ落ちるように、地面にしゃがみこむ。

 
ここで、ゆうにアイシングをしながらロング休憩。

 

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ずっと、ゆうを支えていた俺の右腕はまったく力が入らない。

 
それだけ、支えて歩いていたんだな~と
自分の成長に嬉しくなった。

 
ゆうを支えて歩いた時に、わかったことがある。

 
自分のことだけ考えていたら苦しい、、、

 
でも、誰かの力になろうとする時、
僕らは自分以上の力が出る。

 
だけど正直、ゆうを支えていた時は、
俺も古宇利島までしか気力が持たないと感じた。

 
来年は、
もっともっとみんなを支えられるだけの力をつけよう。

 
ゆう!全力を出し切ってのリタイヤお疲れ様!

 
でも、来年は、もうちょっと頑張れよ~(笑)

 
続く。

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あなたの人生(ストーリー)が志事になる! 【ストーリー起業法】マスタースクールを主宰し、自分自身や家族、仲間など大切な人を大切にしながら自分らしく生きるライフスタイルを送る。 自分らしさをビジネスとして融合させることが得意。 未来に絶望していた僕が本当の自分を取り戻すまでの軌跡は 著書『僕らは、自分の生きたい人生を生きることができる』にまとめています。